最高に面白いドラマに出会ったので紹介します。「日本統一」です。いわゆるヤクザドラマです。本物のヤクザは嫌いです、しかしエンタメ作品として面白いのです。
日本の本格的にヤクザをテーマにしたドラマはTBS「とんぼ」以来、地上波では憶えがないですね。「とんぼ」は再放送もしないですね、コンプライアンス的な問題があるんですかね。「ごくせん」や「極道主夫」などコメディ的な作品はありますね。
「日本統一」はこんなドラマ
本宮泰風&山口祥行ダブル主演のオリジナルドラマで、初回は劇場公開されて、それ以降は、レンタルと動画配信です。昔でいうVシネマ(レンタル専用映画の総称)みたいな感じですね。
2013年に1作品目がリリースされ。2021年の5月に45作品目がリリースされました。私は現在40まで観て視聴中です。
ストーリーは、横浜の不良青年が、地元ヤクザも恐れず暴れまくり、しかしヤクザを本気で怒らせてしまい神戸に逃げました。そこで仲間たちと勝手に組を立ち上げます。暴走族を力でねじ伏せ、組員を増やしました。
しかしヤクザの世界はそんな甘いものではなく、日本最大の任侠団体「侠和会」の盃を受ける。日本極道会を統一して日本から無駄な抗争を減らす為に奮闘するサクセスストーリー。
最初はとにかく抗争続きで勢力を拡大していく感じでしたが、中盤から人情話や問題を解決する水戸黄門みたいな回もあったり、飽きずに観られます。
「日本統一」はなぜ面白いのか?
「日本統一」は海外ドラマ「24」なみの面白さで観たら止まりません。私なりに面白いところを分析しました。
戦国時代ドラマに似ている
大河ドラマって面白いですよね。戦国武将が成り上がって日本を統一していく。それと似てるんですね。 豊臣秀吉が組長だとしたら、若頭が徳川家康、本部長が、前田利家みたいな感じで構図がにてるんですね。秀吉の部下たちも自分の国に戻れば、組長であり若頭がいて若い衆がいると言う感じです。
肩書がこんな感じになるんですよ、侠和会山崎組若頭三上組組長
時代劇に出てくる言葉もそのまま使われますね。
「直参」
直参とは、江戸時代の徳川家に直属していた旗本・御家人の総称、ヤクザの世界では組織のトップから直接「盃」を受けた者を指す。
ツッコミどころ満載
長く続いてるシリーズですが、存続の危機が何度かあったらしく予算を抑えているのかなというシーンがあったりします。拳銃の発射が花火みたいにショボかったり、幹部の会議がパイプ椅子に変更になってたり。絶対死んだと、思った人が生きていたり、そんなところも面白い。 最近の作品は人気がでてきたのか、拳銃の質があがったような気がします。
演技が下手な俳優?
シリーズ後半はあまり見かけなくなりましたが、序盤はセリフが棒読みのような俳優さんが何人かいます。スタッフさんか、知り合いの社長さん?って感じで素人のような感じがします。
コネで出演しているような、女性も出てきます。やけにセリフが長く重要な役柄かと思いきやまったく関係のないいらないシーンだったり
とにかく面白いんですよ、有吉さんもがラジオでも語っていました。
個性豊かな出演者たち
私はパート40までしかまだ、観てないのですが、最新作では刑務所に入った仲間(斎藤)が7年の刑期を終え出所してくるんですが、その俳優さんも7年ぶりに作品に復活するそうです。そんなところも面白いですね。出演者がたくさんいて、好きなキャラクターもでてくるはずです。 中島役をしてる舘昌美さんとか好きですね。大成 虎雄役の小手山雅もキャラが好きです。
知ってる人が出演していた
私は、映画の専門学校を卒業したのですが、撮影実習で日本家屋を使って撮影するために私の実家を使いました。そのときに家に来ていただき出演してもらったのが、学校OBの俳優 野口雅弘さんでした。日本統一の侠和会NO3本部長役で出演して迫力の演技でした。あれから28年の月日が経ち有名になられたなと思い、嬉しくなりました。
最後に
ネットフリックス・hulu・dTVなどで現在38ぐらいまでは、観れます。それ以降は新しいので1話ごと課金です。女性にこの面白さわかってもらえるかな?レビューみると女性の視聴者もいるみたいです。男が惚れる男たちって感じでBL的な感じもありますね。日本統一にハマると、「兄弟」や「オジキ」って言葉を使ったごっこをしたくなります。