Netflixのオリジナル映画「軽い男じゃないのよ」を紹介します。フランス映画です。英語だと「I Am Not a Easy Man」となります。
映画の簡単なあらすじです。
女性を見下す無神経な独身男が、ある日頭を打って気を失う。意識が戻ると世界が逆転。女が上に立ちすべてを牛耳る社会で、傲慢な女流作家の助手となり、、、Netflix参照
世にも奇妙な物語にありそうな話ですね。近年は「男女共同参画社会基本法」という法律ができたり男女平等を謳う世の中ですが、政治家や企業の役職などまだまだ男性が多い。子育てはやはり女性がするものだという認識や性的なことなどまだまだ平等な社会とは言えませんね。
この映画が男女の立場が逆転するので、自分がもし逆の立場だったらと笑いながら考えさせれます。劇中のラブシーンで男性に胸毛がボーボーだったのを見て女性が萎えてしまいます。まあ日本人の感覚だともともと毛深いのは嫌われてしまうかもしれませんけどね。
この映画の女性は脇毛が生えています。元の世界だと女性はムダ毛の処理をしているって認識ですよね。
さらにジョギングしている女性の上半身が裸です。私は皇居周りで男性が上半身裸で走ってる人をたまに見かけます。マッチョな若い男性もいるし、おっさんのたるんだ体も見かけます。私的には、公共の場で裸なのは気持ち悪いと思ってます。
逆の立場だと若い女性が裸で走っていらた、私の場合は恥ずかしいけどニンマリしてしまいますね。女性もカッコいいマッチョな男だとそう思ったりするのでしょうか?おばさんが裸で走っていたら見たくないし、それはセクハラになるんじゃないでしょうか。だからおっさんがたるんだ体で走っているのはセクハラなのではないか?とか考えてしまった。
映画の中では男性が差別を受けています。「マスキュリスト」という言葉がでてきました。
マスキュリズムとは?
男性に対する性差別(男性差別)の撤廃を目指す思想や運動である。直訳すると「男性主義」であり、かつての欧米では男尊女卑という意味で使われていた言葉だが、この思想の主唱者であるワレン・ファレルがフェミニズムの対置概念として提唱してからは現在の意味で使われるようになった。主に西ヨーロッパと北アメリカで普及しており、中東や極東でも萌芽が見られる。対置概念はフェミニズム。
マスキュリズムの推進者や同調者をマスキュリストと呼ぶ。Wikipedia参照
知らない言葉でした。「フェミニスト」の対置概念が「マスキュリスト」ってことですね。
今ちょうど、フェミニズム小説と呼ばれている「82年生まれのキム・ジヨン」を読んでいます。この作品も映画化され10月に公開予定だそうです。
極端な「フェミニスト」「マスキュリスト」もどうかなと思うのですが、「軽い男じゃないのよ」を観ると逆の立場を考えさせられますので、普段の生活でも考えて行動しようと思いました。